緑内障による障害年金の申請方法と受給条件を社労士が解説！
緑内障で障害年金を受けられることが可能です。
この記事では、緑内障により障害年金を受ける条件や、必要な書類・手続きについて詳しく説明いたします。
緑内障により日常生活や仕事に制約がある場合、障害年金を受ける資格があります。
具体的な書類の準備や手続きについて、一つずつご案内いたします。
また、申請時に社会保険労務士の協力を受ける利点についてもお伝えいたします。
緑内障の方々が適切に障害年金を受けられるよう、情報とアドバイスを提供いたします。
目次
障害年金とは？
障害年金とは、生活や職場で支障を受けている方が受ける年金制度です。
20歳から65歳までの間に申請手続きを済ませてください。
障害年金は日本年金機構が認定し、支給している制度です。
納付条件や障害レベルをクリアすれば利益を得られます。
緑内障による視界や視力の支障がある場合、障害年金を受ける資格があります。
ただし、障害年金の手続きにはいくつか重要な書類や手続きが欠かせません。
緑内障で障害年金を受給できる人の特徴は？
緑内障によって障害年金を受給するためには、以下のような条件が求められます。
視力の減退による日常生活や職務への影響があること
緑内障によって視力が低下し、眼鏡やコンタクトレンズで矯正している場合でも、その状態が日常生活や職務に支障を与えている場合には、障害年金の受給を申請することが可能です。
視野障害があること
緑内障によって視野が狭くなっている場合も、障害年金の受給を考慮することができます。
視野の制限により、安全な運転や作業ができない場合は、障害年金の申請を検討してください。
眼の障害に関する認定基準
眼の障害の認定基準は、視力障害と視野障害の2つに分類されます。
視力障害の場合、最初にゴールドマン型視野計による検査が行われます。
その後、一般的に使用されている自動視野計を用いた認定基準も追加されました。
自動視野計によるランク分けでは、両眼の開放エスターマンテストと10-2プログラムによる測定結果に基づいて、両眼の開放視野点数と両眼の中心視野点数で評価されます。
緑内障で障害年金はいくらもらえる？
緑内障による障害年金の年金額は、等級別に詳細が設定されています。
具体的な金額について知りたいかたはこちらをご覧ください。
障害年金申請の重要書類と手続き
障害年金を受給するためには、以下の重要な書類と手続きが必要です。
初診日の確定
障害年金の申請においては、「初診日」が基準となります。
初めて緑内障の診察を受けた日を証明する書類を用意する必要があります。
初回受診時に、初診日が記載された受診状況等証明書を入手しましょう。
受診状況等証明書の入手
障害年金の申請には、医療機関での受診状況を裏付ける「受診状況等証明書」が必要です。
この書類には、受診した期間や診察内容、処方された薬などが詳細に記載されている必要があります。医療機関に依頼し、入手しておきましょう。
病歴・就労状況等申立書の作成
障害年金を申請する際には、「病歴・就労状況等申立書」という書類を作成する必要があります。
この書類には、病状や日常生活や仕事における制約、医師の診断内容などが記載されます。
情報提供は正確かつ詳細に行うことが重要です。
記入に関しては、社会保険労務士からのアドバイスを受けることをおすすめします。
眼の障害に関する診断書の作成
緑内障による障害年金の申請には、医師による「眼の障害に関する診断書」の作成が必要です。
この診断書には、緑内障の診断や症状の詳細が記載されます。
社労士に依頼するメリット
障害年金の申請や手続きを行う際、社会保険労務士に依頼することにはいくつかのメリットがあります。
まず第一に、社労士は障害年金のプロであり、広範囲な知識と経験を持っています。
手続きが複雑で、さまざまな条件や書類が必要とされるため、自分自身で進めることは簡単ではありません。
社労士に頼むことで、適切な手続きが行われ、スムーズに申請が進みます。
更に言えば、社労士は診断書の内容や提出書類のチェックも行ってくれます。
個人で手続きを行う場合、診断書の内容を理解することが難しい場合もあります。
けれども、社労士は正しい診断書の作成や提出書類のチェックをしてくれ、申請が不支給になるリスクを軽減してくれます。
さらに、社労士は申請手続きの期限や必要な書類の提出日も把握しています。
自分で手続きを進める場合、期限や提出日を見落とす可能性もありますが、社労士に頼むことで適切なタイミングで進めることができます。
障害年金の申請には事務手数料や受給決定後の報酬が必要ですが、社労士の料金は効果が高いと言えます。
社労士に依頼することで、障害年金の受給に向けて最善のサポートを受けることができます。
ぜひ、専門家の力を借りて、適切な申請手続きを進めましょう。
当事務所の緑内障の受給事例
【緑内障で障害厚生年金1級を取得】3級から額改定して1級に上がった事例
まとめ
もし緑内障が日常生活や仕事に支障をきたしている場合、障害年金の申請をご検討される価値があります。
障害年金を受給するためには、初診の日付を特定し、診察の状況を証明する書類、病歴や就労状況を示す申立書、そして眼の障害に関する診断書など、重要な書類と手続きが必要です。
正確な情報を提供し、条件を満たしている場合には、障害年金を受け取ることができます。障害年金の申請は非常に重要です。
もし最初に不支給の結果となってしまうと、それを覆すことは非常に困難です。
また、書類の作成時には注意すべき点が多くあります。
もし受給可能性を高め、早く受給されたい場合は、社会保険労務士のような専門家に相談されることをおすすめします。
当事務所では初回の相談は無料ですので、お気軽にご利用ください。
もし障害年金の申請に不安がある場合は、どうぞお問い合わせください。
