障害年金をもらいながら働くことは可能?受給額や審査への影響を社労士が解説!
「障害年金をもらいたいけれど、少しなら働ける」「働き始めたら年金が止められてしまうのでは?」と悩む方は非常に多いです。結論から言うと、障害年金を受給しながら働くことは制度上可能です。
ただし、働き方や職種によっては、次回の更新時の審査に影響を与える可能性があるため、正しい知識を持っておきましょう。
1. 「働けているから支給停止」ではない理由
障害年金の審査で最も重視されるのは、年収の多寡ではなく「日常生活や労働にどれだけの支障があるか」です。
例えば、以下のようなケースでは「働いていても障害年金の対象」と判断されやすい傾向にあります。
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障害者雇用枠での就労(会社から適切な配慮を受けている)
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就労継続支援(A型・B型)への通所
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一般企業でも、短時間の勤務やリモートワークなど、病状に合わせた配慮がある場合
一方で、一般雇用で健常者と同じようにフルタイムで働き、残業もこなしているような状況だと、更新時に「日常生活能力が回復した」とみなされ、支給停止や等級降格のリスクが高まります。
2. 知っておきたい「所得制限」のルール
多くの人が気にする「いくらまで稼いでいいのか?」という点については、年金の種類によってルールが異なります。
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障害基礎年金・障害厚生年金(通常の受給): 驚かれるかもしれませんが、本人の就労による所得制限はありません。 年収500万円稼いでいても、障害の状態に該当すれば受給できます。
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20歳前傷病による障害基礎年金: こちらのみ所得制限があります。単身者の場合、所得が約398万円を超えると年金の半額が停止され、約500万円を超えると全額が停止されます。
3. 「働く」と「受給」を両立させるコツ
働き始める際は、以下の2点を意識してください。
① 主治医に状況を正確に伝える 「働けている=元気になった」とだけ伝わってしまうと、診断書の内容が軽くなってしまいます。「職場の配慮のおかげでなんとか座っていられる」「帰宅後は動けないほど疲弊している」といった、無理をしている現状を正しく伝えることが大切です。
② 就労状況を「申立書」に詳しく記載する 更新時の書類では、単に「勤務中」と書くのではなく、どのような制限(休憩を多くもらっている、単純作業のみ等)があるかを具体的に記載しましょう。
まとめ:働くことはリハビリの一歩
働くことは社会との繋がりを持つ素晴らしい一歩です。障害年金は、あなたが無理なく社会復帰するための「支え」です。制度を正しく理解し、主治医や社労士と相談しながら、自分に合ったペースを見つけていきましょう。
迷ったときは専門家にご相談ください
専門家である社会保険労務士であれば、ポイントを分かりやすくご説明し、的確なアドバイス・サポートをさせていただくことができます。 また年金事務所とのやりとりも、障害年金制度を理解している社会保険労務士が行った場合ですと、案外スムーズにすすみます。
大変な思い、面倒な思いをされる前に、障害年金の専門家である社会保険労務士にお任せ下さい。
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