ミトコンドリア脳筋症で障害基礎年金２級を取得、遡及で４１０万円を受給できた事例

l  相談者

1.    性別（年代）職業　３０代　男性

2.    傷病名： ミトコンドリア脳筋症

3.    決定した年金種類と等級： 障害基礎年金２級

4.    年間受給額：７８万円

l  相談時の相談者様の状況

中学生の頃、心電図検査で異常が見つかり診察を受けるも病名ははっきりせず、２０歳を超えてむくみの酷さのために受診をした際に脳に腫瘍らしきものが見つかり、検査入院にて病名が判明しました。意識消失の発作を繰り返しており、職に就けず、危険を避けるため外出も控えている状態でした。

当センターのホームページで障害年金のことを知り、ご本人は出歩くこともままらなないため、ご両親が相談に来られました。

l  社労士による見解

手続を進めていくうちに初診日がどの時点と判断されるかが難しいことが判明し、医師との面談において手厚いサポートが必要になりました。

ここに来られるまで、ずっと病気に苦しんでこられ大変悩んでいたと推察されるので、難しいケースとはいえ受給できるよう慎重に対応をする必要を感じました。

l  受任してから申請までに行ったこと

当初はご両親に診断書のひな型をお渡しして医師の証明書の取得をお願いしていたのですが、初診日がなかなか決まらないまま時間だけが経過してしまいました。

そこで、同行の依頼を受け私どもが病院へ出向き医師とお話しをするなかで初診日を決定することができ、その後はスムーズに運び受給へつながりました。

l  結果

障害基礎年金２級に該当し、遡及で４１０万円、年額７８万円を受給できました。

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