迷走神経亢進性2～3度房室ブロック（永久型ペースメーカー埋込）で障害厚生年金3級を取得、年額77万円受給できた事例

● 相談者

１. 性別、年代：　男性
２. 傷病名：　迷走神経亢進性2～3度房室ブロック（永久型ペースメーカー埋込）
３. 決定した年金種類と等級：　障害厚生年金3級
４. 年間受給額：　77万円

● 相談時の相談者様の状況

ある朝、息苦しく動けなくなり、2度目の受診で心臓への負担が大きいことによる呼吸困難と診断され、検査の結果、房室ブロックが発見されました。薬物療法に限界があるとのことで、ペースメーカー埋め込み術を受け、以降は、食事療法による体重管理、および薬による血糖値、尿酸値のコントロールを継続。身体障害者手帳1級を取得し、再就職先の会社に理解をいただき、短時間就労を続けております。

● 社労士による見解

ペースメーカー埋め込み術を施行しておりますので、初診から1年6ヵ月を待たずに障害認定日となるケースでした。

ペースメーカーの場合は認定日が特例で通常と変わります

ペースメーカーの受給ポイント

ペースメーカーの場合、どんな機械を入れているかで等級が変わってきます。

ICD（植込み型除細動器）の場合、3級が受給できる可能性が高いです。3級を受給するためには厚生年金を納めていなければいけません。

CRTD（両心室ペーシング機能付埋込型除細動器）の場合、2級が受給できる可能性が高いです。この場合、国民年金か厚生年金を納めていれば受給資格があります。

● 結果

障害厚生年金3級を取得、年額77万円受給できました。

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